香港・オーストリア・ドイツ旅行10日間 2日目

ヨーロッパ

09:10発のため、バタバタと06:50頃にホテルを出発し07:05頃に空港に到着。時間帯が早すぎたのかチェックインカウンターがまさかのクローズ…空腹に耐えながらしばし待機…プライオリティレーン・一般レーンともに数人しか並んでおらず、心配していたチェックインもすぐに終わりました。

重い荷物とおさらばし航空会社ラウンジに直行。夢のラウンジホッピング第一弾!先ずはカンタスラウンジに行ったもののまさかのオープン前。夢は叶わないから追い求める価値があるのでしょう。人に夢と書いて儚いと読むのです。

気を取り直し本命のキャセイラウンジ、先ずは『THE DECK』に行きました。由来であるデッキからは搭乗エリアが見渡せ、非常に開放感があります。搭乗エリアは人がごった返しており、どこぞのジブリキャラのように「見ろ!!人がゴミのようだ!!」と言いたくなるような圧倒的優越感…というのは冗談ですが、ラウンジ内は広さに対して人が少なくゆっくり過ごせます。

朝食を食べていなかったので、噂の担々麺を始めとしてありとあらゆるメニューを貪りました。朝早いのでHOT MEALが提供されているか心配だったのですが杞憂でした。食事はもう全てが美味しい。明らかにサブキャラであろうクッキーでさえ美味しいのだから言うことはありません。そしてトイレのハンドウォッシュはAesop。これが全て無料。文句の付け所がありません。

あまりの心地よさに気がつけば1時間…慌てて次のラウンジ「THE BRIDGE」に駆け込みました。謎の鳥がアプローチで出迎えてくれます。キャセイパシフィックって翼っぽいデザインですがきっとこの鳥なのでしょう。この一見無駄なアプローチが贅沢ですね。搭乗開始まで20分と時間がない中、とりあえず小籠包を口に詰め込みます。美味しいけどお腹いっぱいです。

香港~ヘルシンキ便の機材はフィンエアーで最新のエアバスA350。ビジネスに乗るお金はないもののロング線は少しでも楽にしたい思いがあり今回はエコノミーコンフォートにしてみました。追加料金は思い出せませんが1万円~2万円くらいなのでお手軽ですね。元々エコノミーコンフォートはエコノミーと比べシートピッチが広いのですが、最前列はさらに広くなっています。足を伸ばしてギリギリ壁につくかな?というレベル。通路席の人に声をかけずに窓側席から通路に出ることができます。国際線では寝てる人が多いのでとても助かりました。そして何より21Cと21Jの席は前に壁がなく通路になっていて足を伸ばし放題です。足が長い方には特にオススメです。唯一デメリットがあるとすれば、荷物を全てオーバーヘッドコンパートメントに収納しないといけなくことくらいでしょうか。

映画はなんと日本語字幕も選べました。ヘッドフォンはノイズキャンセリングなので快適に映画を見られます。食事もまあまあ美味しいです。特にフルーツは瑞々しくて美味しかったです。

10時間35分のフライトを終え、森に囲まれたヘルシンキ・ヴァンター空港へ到着。

飛行機から降りるとまずは手荷物検査。搭乗券に「SECURITY PRIORITY」の文字があったので係員に聞いたところ、優先的に検査させて頂けました。検査を終えると目の前にムーミンを始めとしたショップがちらほら。ちなみにショップのわりと近くに喫煙所もあります。次の搭乗時間まで2時間25分あったが、フィンエアーラウンジも楽しむため、20分ほどでウィンドウショッピングを切り上げ移動。

通路を進んでると前方に無数の人が。入国審査の待ち行列です。フィンランドとオーストリアはシェンゲン協定加盟国のためフィンランドで入国になるようです。さらにヴァンター空港は午前到着・午後出発が集中しているようで、それはもう凄まじい人の多さ。入国審査を受けるまでに30〜40分ほど待ちました。後ろで並んでいた人は「搭乗時刻に間に合わない…」と嘆いていました。ヴァンター空港の乗り継ぎは要注意です。

お待ちかねのフィンエアーラウンジ。食事はまあまあ美味しいしマリメッコが可愛いですね。ただ人がとにかく多い。ステータスがなくてもオフピーク時間帯は有料(大人48ユーロ)で入れるようですが、狭いしガヤガヤしてるし48ユーロの価値はないかなと思います。

ラウンジはそこそこに搭乗口へ移動し、ウィーンまで2時間20分の空の旅。シェンゲン協定内だからか、特筆すべきことはなく、国内線のような機材とサービスでした。

オーストリアに到着するとさっそく目に入るのがドイツ語の「Ausgang Wien」の文字。「Ausgang」は出口。「Eingang」が入口。至るところでみかけるワードです。

空港からウィーン市内へ移動。CAT(City Airport Train)なる便利なものもありますが、1人12€とお高いので、ÖBBのRJ(RailJet)で移動します。券売機では英語でも操作できるので、画面をポチポチ操作して購入。ウィーン空港(Flughafen Wien)⇨ウィーン中央駅(Wien Hbf)まで15分。

ウィーン中央駅からさらに地下鉄(U-bahn)に乗り換え、ウィーン中央駅(Wien hbf)⇨カールスプラッツ駅(karlsplatz)⇨徒歩でグランドホテルウィーンまで移動。ホテルはさすが一流という感じ。スタッフは親切ですし、部屋はとても豪華。トイレも日本では見たことがない、というかテルマエロマエに出てきそう(最後の写真のやつはどう使うか不明ですが…)
この日は移動疲れしてたので、おとなしく近くのマクドナルドに。写真はないですが、デジタルサイネージのようなモニターで注文できました。ゆっくり注文できるので日本にも導入してほしい。

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