香港・オーストリア・ドイツ旅行10日間 6日目

ヨーロッパ

朝7:20のミュンヘン中央駅。いつもならまだ寝ている時間帯です。人がまだ少ないですね。「HAUPTBAHNHOF」を見ると、ドイツに来たんだなとしみじみします。しかし中央駅なのに思ったより駅が小さいです。メインの入り口ではないのでしょうか。

みんなの憧れノイシュバンシュタイン城。世界中から人が殺到するので、城の中はツアー同伴必須、さらに当日申し込みで入場時間が指定されます。ツアーは自由行動が制限されるので苦手ですが、そもそも辺鄙な場所にあったり、自分でノイシュバンシュタインまで移動しても結局現地ツアーに申し込まないといけないので今回はおとなしくミュンヘン出発のツアー参加です。バスに揺られること幾星霜・・・羊を100匹ほど数えた頃、最寄りの麓町に到着。ここから更に数キロほど先まで徒歩・馬車・専用ミニバスのいずれかで移動しないといけません。遠いですね。

ミニバスで移動したのち、ノイシュバンシュタイン城の入場待ち時間を利用し、近くのマリエン橋へ。御覧の通り、人が半端ないです。なぜかみんな橋の手前で写真を撮るので、入口だけ混雑してます。デルピエロゾーンはいまだ健在ということでしょうか。

マリエン橋の後はCurry Wurst。ちょっとお高めの€4.1、ミュンヘンだと€3~€3.5なので観光地価格ですね。邪道かと思いきや悪くない組み合わせで、毎日は嫌だけど週に1回くらいだと食べたいですね。

やっとこさノイシュバンシュタイン城へ入場。入場開始1分前になると並んでゲートの前で待ちます。小声でカウントダウンが聞こえてきてまるで年越しの高揚感。ノイシュバンシュタイン城内は撮影禁止です。中には色々ありましたが、ウィーンで美術館やら宮殿やら見尽くした我らには見当たらしいものがなく、正直に言うと、ノイシュバンシュタイン城は中より外です。魅力の99%は外観です。外観とアルプス山脈のコラボです。

足早に城内を駆け抜け、一路、麓の町まで戻ります。行きはバスでしたが帰りは徒歩。馬車のせいで糞が至る所にありますが、馬糞って臭くないですよね!邪魔ですが。

またバスに揺られてどことも分からないヴィース教会に到着。小さい教会ながら、人の敬虔な思いと泥臭く壮絶な人間ドラマがあり人気・・・と説明を受けた記憶があります。

小さいので期待してなかったのですが、あまりの美しさに魂消ました。字の通り、魂が消し去れれるほどの衝撃をうけましたね。これまで幾多の教会を見ましたが華やかさではこれ以上のものはありません。天井絵も見事で可愛らしいだけでなくキリスト教を学ぶにも最適と言えるでしょう。

ヴィース教会近くでApfel Kucherlが売られています。ガイドがえらく褒めるのでマージンでも貰ってんのかと思ってましたが、これは間違いなく美味しいです。3人で6個買ったほどです。彼はもはやマイスターといっていいでしょう。

リンダーホーフ城です。噴水がわしゃーとなります。same all,same allという感じ。そこそこです。ここは時間の都合で寄ったのでしょう。時間に余裕があれば来ても良いかなと思います。

ミュンヘン到着後の夕食、せっかくなので醸造所直営のレストラン「AUGUSTINER」に来ました。人気店ですが店内は広く待たずに入れました。ビール、アイスバイン(豚のやつ)、プレッツェル、ソーセージの盛り合わせ、白ソーセージをオーダー。ここの怖めのおばちゃん店員がお茶目で楽しかったです。対応は一見雑なのに冗談からのウインクにやられました。また隣のロシア人観光客が天皇陛下の即位の話をしてきて驚きました。ロシア人は少し怖いイメージがありましたが、話してみるとそうでもないですね。味は間違いないです。

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