宿泊:山荘天水
大分市内から車で約1時間20分の山間にある、山荘天水。ここの宿が素敵と上司から伺い、宿泊することを決めました。大分市はほとんど雪が降らないのですが、日田市の冬は雪が吹雪いているので、車で行くには危険かなと懸念していました。スタッフの方にお電話して、確認したところ、山荘天水の下に公民館があり、そちらに車を駐車していただければ、下までお迎えに上がりますとのことでした。
そして到着したお宿がこちらです!駐車場から入口までの間も雰囲気があって素敵でした。
チェックインを済ませて、夕食までの時間は家族風呂で過ごしました。家族風呂に行くまでの道も風情があり、至る所に生えてある苔にも歴史を感じました。また、今回利用した「ひのきの湯」もノスタルジックな雰囲気があり、温泉に浸かると見える外の景色は日頃の疲れを忘れさせてくれるほどでした。
夕食:すっぽん料理
温泉から上がり、個室の食事処でいただいたのが人生初の「すっぽん料理」
鍋だとは伺っていましたが、一体どんなお料理が出てくるのか・・・ずっと気になっていました。
まずは、ビールで乾杯し、色とりどりの前菜をいただき、茶わん蒸し、お刺身と美味しくいただきました。
ついに「すっぽん料理」が出てきました・・・。なぜ、こんな高級なお宿の夕食に「すっぽん料理」をチョイスしたのだろうか?とすぐに後悔することになりました。とにかくグロテスクでリアルだったのです。残すわけにもいかないし、この境遇を乗り切るためにも周りの具材から少しずついただき、すっぽんは後回しにしました。すっぽんのコラーゲン部分はスルッとして、臭みは全く感じませんでした。残りの黒い部分や骨を見た瞬間、さらに恐怖心を増しましたが、お出汁が美味しいのでなんとかいただくことができました。旅館の方から「大丈夫ですか?」と私たちを気遣っていただいたので何だか申し訳ない気持ちでいっぱいでした。とはいえ、すっぽん料理は私たちにはまだまだ早すぎました。後々、私たちはこの茶色の土鍋を至るところで見かける度に「すっぽん料理」の恐怖さに苛まれるのです。
すっぽんは滋養強壮剤としての効能、体力回復、栄養価の高さに効果的である高級食材と知られています。最近の健康ブームでテレビや雑誌などでも広く取り上げられているので波に乗ってみましたが、波乗りはできませんでした。
突然現れた救世主のお肉。こちらは豊後牛の陶板焼きです。柔らかく、とても美味しかったです。なぜ、お肉料理にしなかったのか・・・と後悔しながら、最後の〆は「すっぽん雑炊」でした(笑)
お部屋
今回、宿泊したお部屋は「露天風呂付客室A」でした。今まで一度も露天風呂付客室に宿泊したことがなかったことと、丁度空室があったのでこちらのお部屋に決めました。広さは和室8畳で、ソファーもあり、ゆっくり過ごすことができました。
露天風呂付和室A(和室8畳+露天風呂付)和室10畳 半露天風呂付 広縁(ソファー付)
定員2~5名
【基本設備】
無料wi-fi・テレビ・洗浄機付トイレ・洗面所・冷暖房 ・湯沸しポット・冷蔵庫・空気清浄機・セーフティーボックス
【アメニティ】
浴衣またはパジャマ・シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・クレンジング・化粧水・乳液・歯磨きセット・ひげ剃り・ヘアブラシ・シャワーキャップ・綿棒・フェイスタオル・バスタオル・ドライヤー
朝:露天風呂
早朝、男女別の露天風呂に向かいました。滝を見ながら露天風呂に浸かれ、日帰り入浴も可能な「滝観庵」。この日の早朝は丁度雪が吹雪いていて、雪景色を見ながら温泉に浸かりました。なんだか贅沢な朝でした。温泉の中は写真撮影が禁止されていますので、気になる方は是非お立ち寄りください。
朝食
朝食会場は他のお客様と距離を保ちながらの会場でした。大変豪華で美味しい朝食でした。こんな量は食べれないな~と思うのですがお休みの日は別腹で、ペロリと平らげることができるのは不思議です。
朝:家族風呂
朝食後はまたまた家族風呂に行きました。今回は「かま湯」に浸かりました。雪の降る朝だったのですが、外気温が寒いせいか、温泉の温度は丁度良かったです。
まとめ
山荘天水レポートはいかがだったでしょうか?大分県にはたくさんの旅館がございますが、こちらのお宿は温泉とお料理を満足したい方にはお勧めのお宿です。隠れ家的存在で別府・湯布院に行きつくしたけどどこか良い温泉宿はないかな?と考えている方にはピッタリのお宿です。但し、天ケ瀬温泉は湯布院温泉や別府温泉のように周囲に買い物ができる環境ではありませんので、買い物も楽しみたいという方は湯布院温泉や別府温泉をお勧めします。雪景色を見ながら温泉に浸かり、日々の疲れを忘れ、とにかくゆっくり過ごしたい方にはお勧めのお宿です。
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