深島 

深島

海と猫が大好きな父が私たち家族を一度は連れてきたかった大分県佐伯市にある知る人ぞ知る「深島」。大分県最南端の小さな島で周囲は約4キロ程らしいです。2020年の夏に家族4人で行ってまいりました!人口より猫の方が多いと聞いたことがあり、どんな島なんだろう?とずっと気になっていました。私自身も生まれた時から猫と一緒に暮らし、大の猫好きだったのでとにかく楽しみでした♡

深島までのアクセス&注意点

深島は大分市から約1時間半かかります。出発時に忘れ物がないかチェックしたにも関わらず、父は大切な大切な釣り道具を忘れ、二度も家に戻ることに・・・笑 夫は旅行の度に必ず忘れ物がないかを携帯でチェックしますが、父にはそれが足りなかった・・・笑 事前準備の大切さを改めて知りました。

再度自宅を出発し、蒲江の乗船場近くに到着しました。乗船場の前には駐車場がありませんでしたので、近くの広めの駐車場に車を停めました。港から深島までは船で行くのですが、コロナ渦のため、出発前に検温チェックがあります。この日は暑かったので40℃近くはありました。母はこんな暑い日にも関わらず、大好きな熱いコーヒーをグググっと飲み、その後体温を測るとなんと38℃もありました。38℃もあると乗船はできません・・・係員さんも驚き、私たち家族は急いで母に冷たい水を飲ませ、待合室で待機させました。暫くすると母の体温は36℃台まで下がり、乗船できることになりました。ほっと一安心・・・。

チケット代(往復一人1,350円)はその場で係員の方へ支払い、荷物を預けて乗船します。蒲江港から屋形島経由で深島へ向かうのですが所有時間は28分です。深島に到着すると透き通った綺麗な青い海が私たちを待っていました。このような綺麗な海が大分にあったなんて知らなかったです。

深島港到着後は宿泊先までは歩いて荷物を運びました。宿泊先まで徒歩10分弱くらいです。
民宿の方にお願いすればキャリーカートなどを貸していただけると思いますので荷物が多い方はお尋ね下さい。

深島到着

宿泊先に向かう途中、かわいいにゃんこたちが私たちをお出迎えしてくれました。とにかくいろいろな場所に猫ちゃんたちが出没するので1匹ずつ全員の写真撮影をしようと試みましたが、似ている子たちがたくさんいて分からなくなってきました・・・。猫好きの方は猫ツアーのオプショナルツアーもありますので是非参加してみて下さい。

さらに進んでいくと神社や深島みそ生産施設もありました。

深島みそ生産施設の前にはカラフルな可愛いカヤックもありました。深島では①シーカヤック②シュノーケリング③ビーチコーミング&工作④港からの魚釣り⑤ボートフィッシングなどといったアクティビティも沢山あるのでファミリーで十分楽しめます。

さらに進んで行くと左手には学校(見える距離ではありませんでした)と右手奥先に深島食堂があり、その先に私たちの宿泊施設がありました。

民宿

宿泊施設までは緩やかな坂になっており、至るところで可愛い猫たちが寛いでいます。今回4人での滞在でしたが、お部屋は広くて8人~10人ぐらいは滞在できそうな広さでした。ハンモックや昭和懐かしの物もありました。滞在中は天気が良かったので洗濯物を外に干すとすぐに乾きました。台所も広くてお皿、鍋、包丁なども揃っているので魚釣りで釣った魚を捌いてここで調理して縁側でいただくのも贅沢な瞬間ではないでしょうか?

シュノーケリング

以前、夫はグレートバリアリーフや石垣島などでシュノーケリングをしたことがありますが深島の海はそれらの海と比べものにならないくらい鮮明度抜群だったらしいです。但し、石垣島北部の海には負けるそうです。ビデオ撮影に夢中になっていたので枚数は少ないですし、魚の写真を撮影できませんでしたが魚はたくさんいるようです。

深島の猫たち

夫と父は2人でシュノーケリングへ行ったので、私と母は猫ちゃんたちと戯れました。深島の猫たちはみんなさくらねこさんです。タイミング良く、島の住民の方がご飯をあげていたので参加させていただくと猫ちゃんたちが近寄ってきてくれました。どの猫ちゃんたにも人懐っこくて、とにかく可愛いです。このエリアは茶トラ柄の猫が多かったです。エリアごとに縄張りがあり、柄ごとに纏まっているのも面白かったです。なぜか猫の群れにニワトリがいたので襲われないか心配でしたが、すでにお互い信頼関係ができていました。我が家の猫なら襲い掛かりそうですが、深島にゃんこたちはいつでものんびり穏やかです。
※猫ちゃんのえさはボランティアさんが送ってくれているようです。

深島食堂での夕食

夕食は18時から深島食堂でいただきました。食堂に行くまでにも猫ちゃんのお出迎えに始まり、ハート型の石や肉球といったアートがあり、わくわくさせてくれました。旅はワクワク感がとても大切ですね!深島食堂は海を見ながらBBQができるので、最高に気持ちが良いです。夫と父はシュノーケリングで疲れた体にはビールがうまい!と言いながらグイグイ飲んでいました。
魚介類が出てきた瞬間、とにかく豪快すぎて家族で驚きました。お魚も立派だし、ヒオウギガイや牡蠣は一人1枚ずつあり、さらにおにぎり🍙もいただいたのでお腹いっぱいになりました。

朝食

夫と父は朝からビール。ビールと島は合いますね!笑
朝食のお魚(カマス)も大きく、美味しくいただきました。また、深島で作られている有名な深島味噌もいただくことができました。こちらの深島味噌は手作りで無添加だそうです。味は優しい味で、野菜より魚介類を入れた方が合いそうな気がしました。母も購入し、父のリクエストに応え毎日作っていました。

シーカヤック

翌日も天気が良かったのでシーカヤック体験をしました。岸辺は波が穏やかでしたが、少し進むと岩に波が打ち寄せていたので少し怖かったです。岩に波が打ち寄せていなければもう少しカヤックを楽しめたかなと思います。また、この日は晴天だったため太陽の光が強くて眩しかったのでサングラスを持っていけば良かったなと後悔しました。誰もいない、まさにプライベートビーチでのシーカヤックも贅沢な一時でした。

深島食堂

早朝フィッシングとカヤックを楽しんだ後は深島食堂(店内)に行きました。
店内撮影はしていませんが、いろいろなメニューがありますので行ってからのお楽しみということにしておきましょう。この日はとても暑かったのでジュールを注文しました。ジンジャー、ブルーベリー、しそジュースを注文したのですが、どれもすっきりした味で美味しくて生き返りました。
店内で深島猫さんたちのグッズも発売されていました。


あっという間に楽しい2日間が過ぎてしまいました。
1日1組限定の民宿のため、予約は早めにすることをお勧めします。特に夏は混みあいます。日帰りでも海のアクティビティは十分楽しめると思いますが、是非宿泊することをお勧めします。ゆったりと時間が流れる深島で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

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