旅行出発前に確認していた方が良いことが最低18項目あります。①~⑱をマスターすれば、個人旅行の近道になります。もちろん旅行会社さんのパッケージツアーを利用しても良いと思います。今年は自分で旅作りを挑戦してみようかなと思う方は是非参考にして下さい。
出発前の事前確認
①現地の治安確認
いざ旅行に行こう!と思っても現地の治安が悪ければ旅行を断念せざるを得ません。そんな時に役立つのが外務省の海外安全ホームページ。実際、今旅行しても良い国と今は諦めた方が良い国が一目で分かります。

②パスポートの有無
海外旅行に行く!と決めたのであれば、まずパスポートの取得をしましょう。
取得方法は下記の外務省や各都道府県の申請窓口から確認できます。
パスポート取得日数は都道府県によって変わりますが、約1週間~10日程度で取得可能です。
③パスポートの残存有効期限
パスポート残存有効期間はそれぞれの国によって異なります。例えば、韓国であれば帰国時までに有効なもの、タイであれば入国時に6か月以上のものが求められます。情報は都度変わりますので日本にある大使館や総領事館などのホームページで必ずパスポートの残存有効期間を確認ください
④ビザの有無
入国する国もしくはトランジット(乗換)する国にビザが必要かどうかを確認しましょう。オーストラリアはETAS=Electronic Travel Authority Systemを取得しなければ入国できません。シンガポールは空路の入国であれば30日以内はビザ不要です。例えば、カンタス航空(オーストラリアの航空会社)を利用してシドニーを乗り継いで、ニュージーランドのオークランドに行く場合、シドニー国際空港で8時間以上の待機しなければいけない場合もETASが必要です。少し時間があるからシドニーに入国して観光する場合にもESTAが必要です。オーストラリアを乗り継いで第三国に出発する場合はどちらにしてもESTAを取得していた方が無難です。ニュージーランドも NZeTA= New Zealand Electronic Travel Authorityの取得が必要です。

⑤日程の確認
仕事の休みがいつ取得できるか、またはどのぐらい取得できるかによって目的地は変わってきます。日程を早めに確定させ、旅行の計画を立てましょう。早めに日程を決めると航空券も安くなります。
⑥航空会社選び
航空会社によって料金が大幅に異なります。例えば、日系のJALやANAを利用する場合、サービスは申し分ないのですが料金が比較的高いです。反対にLCC利用の場合は最低限のサービスや座席が狭く割安で旅行に行けます。長時間のフライトはLCCだと疲れたということを伺ったことがあるので、お金に余裕があればLCC利用はオススメしません。マイレージを貯めている方はワンワールド系、スターアライアンス系、スカイチーム系で選びましょう。因みにマイルは1年に1・2度程度の旅行であればそれほど溜りません。
⑦受託手荷物の内容の確認
預ける荷物のルールはそれぞれの航空会社によって異なります。当日これを確認せず、荷物が重すぎて超過手数料を徴収されたということにならないように確認した方が良いです。特にLCCは条件が厳しいので注意して下さい。
⑧予約を行う
①~⑦までの条件クリア後、実際に予約を行ってください。予約時にパスポート情報の入力が必要になりますのでパスポートは手元に準備して下さい。また、飛行機を予約する時にパスポートのローマ字が一文字でも異なる場合は飛行機に搭乗できません。万が一、間違えて予約し、決済した場合も取消料が発生しますので集中力が必要です。
⑨乗継時間の確認
⑧の予約を行う時に乗継時間の確認を行って下さい。飛行機の乗継時間のことをMCT=Menimum Connecting Timeと言います。MCTに問題がないかをどうかの確認をしましょう。アジアやオセアニアは問題ありませんでしたが、アメリカのロサンゼルス空港やロンドンのヒースロー空港は広いので最低乗継時間以上、時間を空けることをオススメします。
⑩到着ターミナルの確認
出発した飛行機が何番ターミナルに到着するのかを事前に確認して下さい。例えば、ニューヨークのJFK(ジョン・F・ケネディ空港)は8つのターミナルがあります。どちらのターミナルに到着するか確認すれば、出口も分かり、その後の市内までのアクセスがスムーズで時間もロスしません。時々、情報が古いときもあるのですがそんな時は周囲に助けを求めたり、臨機応変に行動しましょう。
⑪ホテル選び
ホテルは立地条件と行きたい観光地を選んでから決めると良いです。私が海外のホテル予約でよく利用するサイトがagoda、Booking.com、Expediaです。それぞれの会社により、部屋タイプや料金が異なるので吟味して下さい。また、 海外のホテルは日本のホテルとは異なり、1部屋いくらという料金体制になります。日本のようにツインベッドが少なく、ダブルベッドが大半です。もしツインベッドが良いのであれば、ホテルへ直接メールしてリクエストをしましょう。
⑫到着空港からホテルまでの移動手段の確認
右も左も分からない海外で、一体どのようにして移動したらいいのか?と悩む方がたくさんいると思います。現地で悩むと焦りが出てしまうので、移動方法は日本で事前に調べておいた方がスムーズで時間も有効活用できます。結構大切だなと思うのはGoogleストリートビューでホテル外観や駅から歩くルートを事前確認していた方が実際現地に到着したときに戸惑いが少なくなります。
⑬Wi-Fiレンタルを予約
Wi-Fiをレンタルすると海外旅行中に自分のスマートフォーンやタブレットからどこでもインターネット接続が可能です。個人旅行の場合、Googleマップで目的地の場所を調べたり、お店の営業時間の確認、交通機関の乗り方など何かと携帯で検索することが多くなりますので、事前にネットからの申し込みをお勧めします。もちろん当日も申し込みできますが、金額も高くなりお気に入りの端末がない場合もあります。
日数・利用データ容量・金額・保証制度・受取/返却場所を価格.comのホームページで確認して下さい。左記に付け加え、旅先では良く歩くのでコンパクトで軽いWi-Fiルーターをお勧めします。

⑭海外旅行保険への加入
海外保険加入は任意ですが、出発の1週間前くらい前を目安に必ず加入しましょう。
保険ハンドブックを郵送していただきたい方は1週間前までの申し込みが良いと思いますが、ネットでダウンロードできるので個人的には不要かなと思います。 価格.comさんで検索するとたくさん出てきますので自分に合ったものをお選び下さい。海外旅行保険は任意なのですが、元気な私でも階段から滑り落ち危うく病院に行く寸前でした。旅先ではいつ何が起きるか本当に分かりません。現地で拍子に物を破損させたり、突然入院すると高額請求をされて払えないということにならないように加入をお勧めします。

⑮ホテルへ予約の再確認を行う
昔、オーストラリアに行った際にF1グランプリと重なっていて自分たちのホテルがオーバーブッキングしていて泊まれなかったことがありました。過去の経験から出発2週間前ぐらい前までに予約の再確認を入れることをオススメします。良いホテルはメールの返事も早くて丁寧です。
⑯たびレジアプリの登録
3か月未満の渡航の場合は登録して下さい。渡航情報や現在地および近隣国・地域の危険情報が表示されます。登録しておくと緊急時の連絡や安否確認などが受けらます。
⑰旅行に役立つアプリをダウンロード
旅先の役立つ情報アプリがたくさんあります。出発前までにダウンロードし、内容を確認することで知識が増えます。そうすると実際に現地到着してからの楽しさが倍増します。
⑱現地での換金場所
現地空港での換金が安い国とそうでない国があります。事前に空港以外の場所でどの辺りの換金所が安いのかを二、三箇所事前に調べていた方が現地では大変スムーズです。最近はクレジットカード支払いが可能なところもありますが、ちょっとしたお買い物やチップを渡すのにも換金をしておきましょう。
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